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活動報告(2018年09月)

南部 協働 

第10回たのシックフェスティバル スタッフボランティア/Volunteer for the 10th Tano-ssic Festival(Sept. 23-24)

日程
2018年9月23日(日)~9月24日(月)
場所
長崎ブリックホール1階ロビー
内容

 

「たのシックフェスティバル」(主催:長崎市他)は、子どもから大人まで世代を問わず音楽に親しんでもらうことを目的として毎年開催されるイベントです。同イベントでは来場者が楽器に触れたり、演奏を聴いたり、様々な音楽のワークショップに参加できるアクティビティが多数用意され、今年で10回目となる今回も、GPの日本人学生と留学生がボランティアとして参加しました。ボランティアは、受付のロビーで来場した子どもたちにバルーンアートを披露したり、また屋外では大きなシャボン玉を子どもたちと一緒に作る他、長崎ご当地のキャラクター着ぐるみを着て子どもたちに喜んでもらうという活動を行いました。

ボランティアにはGPからだけでなく高校生の参加もあり、高大間の交流も持てたことや、ボランティアだけど和楽器や茶道のワークショップを体験させてもらうという機会もあり、良い経験となりました。音楽が大好きという留学生は、いきなりステージに立たせてもらって一曲披露という晴れ舞台を踏んだことが最高の思い出になったと話してくれました。

音楽という世界共通言語のイベント。まさに心や世代、国境が解放されることを感じた2日間でした。

 

"Tano-ssic Festival" is organized and held annually by Nagasaki city to promote its citizens of men and women in all ages to get familiar with wide range of music and Japanese and international students of GP participated in as volunteers. They helped out with tasks such as balloon art, bubbles, and costumed characters in order to entertain children who came visit the festival. Volunteers enjoyed interacting not only with kids but also other volunteer staff members from high schools. And thank to the festival administration’s courtesy, volunteers could have chance to experience in playing the Japanese traditional instruments and Japanese tea ceremony workshop, which turned out to be precious. Especially, an international student from Algeria who is crazy about music was excited to be given an opportunity to sing a song at the stage even though he was suddenly asked to do so. The audience’s hearts got melted with his voice in an unexpected performance. All the volunteers felt “music definitely brings people all together.” 

 

南部 その他 

「大学生観光まちづくりコンテスト2018 長崎県国境離島ステージ」への出場/Participating in "Machizukuri Contest"

日程
2018年9月7日(金)
場所
長崎ブリックホール
内容

 

大学生が新しい地域観光振興のアイデアを競う「大学生まちづくりコンテスト2018(※)」の長崎県国境離島ステージ成果発表会が9月7日に長崎市内で開催され、GPから、1~2年生の日本人学生と留学生の混成チーム「Camellia」がポスターセッションに出場しました。

 

同チームは夏に実際に五島市(福江島)に足を運び、同市観光協会の方から話を聞くなどして課題を見つけ、『Let’s go to Goto! *一年中海満喫Plan*」を立案。五島市において、観光客数が落ち込む夏以外のシーズンに、観光客が現地の人や他のツーリストと交流でき、夕方から夜までも楽しめる海辺でのアイデアを発表しました。

 

フィールドワーク、プランニング、プレゼンテーションの練習など、特に1年生にとってどれもが初めての経験で苦労しましたが、ポスターセッションをやり遂げたあとは「楽しかった!」と清々しい表情を見せたCamelliaチームのメンバー。

 

他チームの本選でのプレゼンテーションや、ポスターセッションも観覧したことで、自分たちに足りなかったもの、本選へ進めなかった悔しさ、大人数の前での発表で味わった緊張など、心に湧きあがったものや得た学びも多くありました。

 

この経験が彼らの今後のGPの活動、学生生活、社会に出てからの現場で生きてくることを期待します!

 

We took part in a contest called "Machizukuri Contest(*)" which was held on 9th November. Although we, the Team Camellia, were only chosen to be in the poster session, we were able to win at least one person’s heart with our ideas which was initially our goal.

A lot of people were actually interested in our ideas which made us really happy! Unfortunately, we weren't able to bring the trophy home. However, it made us realised that winning isn’t really everything. Enjoying the process is what is important.

Nevertheless, it was a really great experience and we hope to make use of this precious experience in the future.

 

※大学生まちづくりコンテスト2018

大学生が観光によるまちづくりプランを競うコンテスト。JTB総合研究所(東京)などでつくる運営協議会が主催し、7年前から毎年開催。観光庁、文部科学省などが後援。

  • Camelliaチームのポスターセッション

    Camelliaチームのポスターセッション

  • たくさんの人が足を止めて聞いてくれました。ありがとうございました。

    たくさんの人が足を止めて聞いてくれました。ありがとうございました。

  • ステージでは本選出場の他大学チームがプレゼン。次回はGPもあのステージに立ちたい!

    ステージでは本選出場の他大学チームがプレゼン。次回はGPもあのステージに立ちたい!

南部 北部 学生企画運営協議会 

第15回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム

日程
2018年9月1日(土)~9月2日(日)
場所
公立はこだて未来大学
内容

 9月1日(土)、2日(日)に開催された「第15回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム」に、大学コンソーシアム長崎事務局職員が参加しました。

 今年度の開催場所は函館!

 今回の大会テーマは、高等教育連携による若者や地域住民の「エンパワーメント(湧力)」。

 学生や地域住民の潜在的能力を開花させ、豊かな未来の地域づくりに取り組む方略についての経験を交換し、今後も有望と思われるコンソーシアム事業を展望することを目的に、2日間で約230名による出席者で開催されました。

 1日目はプレイベントのワークショップに始まり、基調講演やシンポジウム、ポスターセッションなどが行われました。基調講演とシンポジウムでは、アクティブラーニングを取り入れながら大学と地域、ビジネスとの連携を進める事業に内容について報告があり、それぞれの力を引き出すための課題やその可能性について検討する場となりました。 また、ポスターセッションでは、各コンソーシアム事業概要を紹介する場として、20のブースが出展されました。

  我々コンソ長崎のブースでは、県内11の大学等の日本人学生と留学生が連携して組織する学生企画運営協議会として、学生メンバーが自主的に企画・運営して実施しているプレゼンテーション大会や各種イベントについて説明を進めていくなか、組織に学生が多数在籍していることや、いろんなイベントを学生が主体的に企画実施していることに対して、見学者から高い評価を得ることが出来ました。

 また、他の事業所での取組み内容を見学したところ、多くの事業所が地域企業と連携して事業を運営されていることがわかりました。

 2日目の分科会は、4つのテーマに分かれて開催され、第2分科会の「まちづくりは人づくりから」と第4分科会の「小規模大学コンソーシアムだからできるエンパワーメント事業」へ参加しました。

  第2分科会「まちづくりは人づくりから」では、大学が力を合わせて積極的に参加していくことの重要性や、「人づくり=大学生の人材育成」だけでなく、産学官のトップの意識向上も忘れてはならないものであり、「ネットワーク多摩」での取組を事例に挙げながらそれぞれの必要性についての情報交換が行われました。

  第4分科会「小規模大学コンソーシアムだからできるエンパワーメント事業」では、小規模コンソーシアムの利点を活かした工夫ある学生支援、地域活動化のための共同事業について情報交換が行われました。共通した課題としてあがったことは、財源とスタッフを含む人材の確保です。地元企業、行政機関との連携のあり方、単位互換制度の課題と新たな取組みについて熱心な議論がなされました。

 今回の大会参加で、他地域での取組みについて直接学び、新しい発見やアイデアもたくさん浮かんだ2日間であり、今後、長崎で活動を展開していくうえで大変参考になるものでした。

  改めて、主催団体や協力団体のみなさまにお礼を申し上げます。

  来年は熊本!

 また関係者が参加できることを楽しみにしています!!

  • 大学コンソーシアム長崎のブース(ポスターセッションにて)

    大学コンソーシアム長崎のブース(ポスターセッションにて)

  • 分科会の様子

    分科会の様子